有明海と玄海という2つの海に面し、山や川が人々の暮らしの身近にある佐賀。私たちは、日々、森川海の恵みを受けながら生活しています。
しかし近年、被害規模の大きな災害が頻発。なかでも、「平成29年7月 九州北部豪雨」では有明海に大量の流木が漂着し、県内の漁業施設に大きな被害をもたらしました。
この出来事をきっかけに九州北部豪雨と同じ年の10月に立ち上がったのが「森川海人っプロジェクト」です。「森川海人っプロジェクト」では、佐賀県の森・川・海そして人とのつながりを見つめ直すことにより県民のみなさん一人一人の環境保全への意識を高めていくことを目標にしています。
「森川海はひとつという思いを人が未来へつなぐ」という理念のもと、県民の皆さんに向け、森川海を体験し学ぶ機会の創出や森川海で活動する個人・団体のネットワークづくりに取り組んでいます。