COLUMN
<「さがの木になるフェス」を開催しました>
みなさん、「木育」という言葉を聞いたことはありますか?
木育とは、「子供から大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木材に対する親しみや木の文化への理解を深めてもらう」こと。木材だけでなく、それを生み出す自然に関心を持ってもらうことにもつながっています。
そんな木育イベントとして「さがの木になるフェス」を開催しました。
イベントでは、県産木材を使った木工作体験を多数ご用意。工作を通して木に触れてもらうことで、ものづくりそのものはもちろん、木材の質感や香りを楽しんでいただきました。
木は、香りや木目、手触りなどに癒しの効果があるとも言われていますので、来場いただいた方にはそれを実感いただけたのではないでしょうか。
また、木材利用の大切さについてもご紹介。楽しむだけではなく、木やその利用意義について学んでいただきました。木材を利用することは、森林資源を循環利用するということ。森林の木を伐って、使って、植えて、また伐るというサイクルが、森林を健全に保つことにもつながっているのです。
来場者からは「木の香りってこんなにいいんだ!」、「子どもが熱中して工作できていてよかった!」といった声をいただきました。なんと、出展者に材料の入手先をお尋ねされたり、後日出展者の元まで木工作体験しに行ったりした方もいらっしゃったそうです。
「木を使うこと」について、興味を持っていただけたでしょうか?
県林業課のHPやInstagramでは木育に関する情報提供を随時行っておりますので、ぜひご覧ください!きっと体験してみたくなるイベントや教室の情報があること間違いなしです!
このコラムを読んでくださったみなさまから木育の輪が広がればと願っております。
・よかウッドHP: https://yoka-wood.jp/
・佐賀県林業課Instagram:@saganoki_kouhou