COLUMN
【ダムについて】
このカードをご存じですか?
ダムカードという、実際にダムを訪れた人がもらえるカードです。
中には、全国のダムを巡りカードを集めているダムカードマニアもいます。
そこで、今日は佐賀県内のダムの大きさや役割を紹介します。
ダムは、川をせき止めて、たくさんの水を溜める大きな施設です。
佐賀県内で一番大きなダムは、佐賀市富士町にある嘉瀬川ダムで、7,100万トンの水を溜められるくらいの大きさです。
7,100万トンを、学校の25mプール(600トン)に換算すると、プール12万杯分の量という莫大な水量になります。
また、ダムの一番の役割は、大雨が降った時にたくさんの雨水を溜めて、川が溢れて皆の家が水に浸かるような洪水の被害を防ぐことです。
ダムは、皆の安全で安心な暮らしを守っています。
ダムに貯めた水は、皆が飲む水道用水、お米やお野菜を作るための農業用水、工場で製品を作る時の工業用水、発電用として使われています。
恐ろしい洪水被害から皆の暮らしを守ってくれるだけでなく、飲み水や農業用水、工業用水を供給して皆の暮らしを豊かに潤してくれるのがダムなのです。
今年、武雄市にある矢筈(やはず)ダムが完成から30周年を迎えます。
県では11月に30周年を記念してイベントを色々と企画していますので楽しみにしていて下さい。